9. essere un pesce grosso 偉い人である、重要人物である
Tutti ascoltavano il discorso di quel pesce grosso della politica. みんなあの大物政治家の話を聞いていました。
“idiomi d’ITALIA”から 知っていれば便利なイディオムを拾って投稿しています。
8. essere uccel di bosco 逃げている、捕まらない(森の中の小鳥)
Nonostante le ricerche della polizia, il ladro era ancora uccel di bosco. 警察の捜索にもかかわらず、泥棒はまだ捕まっていませんでした。
7. essere (pauroso come) un coniglio 臆病である、怖がりである (ウサギのように臆病である)
Lui e` pauroso come un coniglio, sta sempre a casa e non esce mai. 彼は怖がりである。いつも家にばかりいて外出しません。
「idiomi d’Italia」は、2500のイデォムと参考文を網羅し販売中です。当HPの「学習参考書」、またはAMAZONでお求め出来ます。
6.avere una memoria da elefante 記憶がとても良い、抜群の記憶力を持つ
Maria ha una memoria da elefante e si ricorda bene anche le cose successe 10 anni fa. マリアは抜群の記憶力の持ち主だ。10年前に起こったことも良く覚えている。
「idiomi d’Italia」は、2500のイデォムと参考文を網羅し販売中です。当HPの「学習参考書」、またはAMAZONでお求め出来ます。
5.essere un fuoco di paglia (情熱が)すぐなくなる、(人気が)すぐなくなる
La fama de quell’attore e` stata un fuoco di paglia. Era molto famoso ma dopo un anno nessuno si ricordava piu` il suo nome. その役者の人気は「束の間」だった。彼はとても有名だったが、1年後には誰も彼の名前も覚えていなかった。
4.essere nell’occhio del ciclone 「困難の真っただ中にいる」(台風の目の中にいる)、「矢面に立つ」
Dopo lo scandalo della corruzione, il sindaco era nell’occhio del ciclone. 汚職スキャンダルの後で、市長は困難極まっていた。
4.raison d’ être: さて、続いて「哲学的」な話を。レゾンデートル:これも良く使われます。レゾンドートルか、コーヒーショップ名のデジャヴから、レゾンドトールだったのか、レゾンドール(これは多分リオンドール(金獅子勲章)との混同)なのか、本来の意味が解らないと出鱈目ですが、raison d’ être と文字を見ると、少し解ります。イタリア語で「私は正しい」は、ho ragione.と言います。ragioneは道理、理由、理屈です。フランス語ではJ’ai raison.となり、このraisonは同じ意味です。従い、raison d’êtreは「存在の理由」です。または「生きがい」とも訳されるようです。先輩から「君のレゾンデートルは何かね?」なんて偉そうに聞かれたことはありませんか。あるボクサーが「君の座右の銘は?」と聞かれて、「右1.5、左1.5」と答えたという笑い話がありますが、こんなことにならないよう。尚être de raisonと反対に書くとこれは、「観念的存在」になります。益々解らなくなります。フランスはデカルトやパスカルなど、実存主義哲学の祖と言われる人が多い国ですから、議論好き、理屈っぽい、人の意見に賛成しない、などということで知られます。しかし、まあ何で日本人は哲学になるとフランス語なんでしょうかね。サルトルが唱えたアンガージュマンもengagementと書きます。英語も同じですから、こう書いてくれるとなんとか解りやすいのですが、どうも哲学用語はフランス語でないといけないようで。engagementは「知識人の社会参加」のことです。尚、ragione d’essereと言ってもイタリア人は何のことかさっぱりわからないそうですから、「存在の理由」は必ずフランス語で。