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「英語学習のやり方」 一人で出来る語学学習。 効率的な語学学習をしよう

「英語学習のやり方」 一人で出来る語学学習。 効率的な語学学習をしよう

語学学習は、一人で出来る部分と相手が必要な形態があります。

語学を効率的に学ぶために、どこまで一人で出来るのか、学習進度をどこまで自覚できるのか、学習内容によって分析します。

学習の内容は、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4形態があります。

これに一般には基礎学習としての「文法」が入ります。文法を知らずに話すことも出来ますが、それはネイティブもしくはネイティブ並みの環境の中で育った人に限られる話です。例えば文法を知らない人は、平気で三人称単数現在のSは付けなくても良いとか、それはアメリカだけだとか、的外れなことを言ったりします。ラテン系言語は、一般に動詞そのものが人称によって変化しますが、これを知らない人は、主語だけで対象を規定したりしますから、まったく変な言葉になります。過去形の助動詞も出鱈目ですから、教養ある世界では通用しません。子供の場合は、簡単な会話から勉強したりもしますが、18歳以上の大人の学習としては、文法を少なくとも基本は学ばねばなりません。実際は日本語のような、欧米語とは全く出自が異なる言語の場合は、12歳以上は文法から入らなければ、いつまでたっても正しい言葉がわからないままでしょう。

従い、学習する内容は、「読む」「書く」「話す」「聞く」と「文法」です。

日本では、初めに勉強するのは、「読む」「聞く」と「文法」です。そして幸いこれは、全て一人で勉強が出来る分野です。

1.「読む」:これは何か英語(英語以外でも同じ)のテキストがあればよいですね。インターネットでも、英語の教科書でも、新聞でも、小説でも。そしてわからなければ辞書を引けば良いですから、完全に一人で学習できます。但し、「文法」等の基礎知識は必要です。テキストも最初は優しいものから、文法力や語彙力が増えてくるにつれて、難しいものに移行できます。そして、だんだん難しいものが読めるようになる、つまり短期間に上達が自覚できますので、「読む」学習はとても役に立ちます。特に英検3級から準2級そして2級レベルになると、学習用のリーダーズが沢山あるので、自分に合ったテキストを選べます。また、ちょっと優しい小説なら、この時期に読むと、語彙を増やし、英語の理解力を増し(読んですぐに理解できる)、英語がだんだん面白くなります。

2.「聞く」:これも、現在はインターネットやテレビなどで簡単に聞く(リスニング)の音源を探すことが出来ます。市販のテキストにもCDがついているものを沢山見つけることが出来ますから、完全に一人で学習できます。但し、「文法」等の基礎知識が必要なのは同じです。聞いてもわからなければ意味がありません。聞き流しというのは、聞いて意味が解るのを聞き流すのなら、脳のどこかに残っているかも知れませんが、何もわからなければ単なる音(雑音)でしかありません。尚、リスニングをただ聞いているだけでなく、音声に続いて「読む」とこれはシャドーイングという学習になります。つまり、「聞く」と「読む」の組み合わせです。そして、シャドーイングは、暗記学習になり、「話す」学習にもなっていきます。そして、「聞く」(リスニング)も、短期間に上達が自覚できる学習です。

3.「文法」:これも基本的には、完全に一人で学習できます。入門なら入門書、中級なら中級レベルの文法テキストがあれば十分です。初めての人は、まずは中学レベルの文法書を買って勉強し、次に高校生レベルの文法書で幅広い知識を得ることをお勧めします。ただ、受験には細かい文法用語などが必要な時もあるでしょうが、実践的な会話には、文法用語などは必要ありません。従い、文法学習は、最初はどうしても必要ですが、中学レベルをこなしたら、「読む」や「聞く」ことで、英語の文章に数多く触れて、その中から構文の在り方や、関係詞や接続詞の在り方を学んでいく方をお勧めします。言い方を変えれば、中学レベルを超えたなら、文法書にかじりつくのではなく、英語の文章に触れて疑問に思ったときに、文法書で確認する、という方法です。先に、基本的には完全に一人で学習できると、書いたのは、文法については辞書で単語をひくのとは違って、なかなか理解できないところがあります。その場合は、先生や知識のある人に聞くことも必要になるかもしれません。

さて、残りはあと二つです。

4.「書く」:これも一人で学習する方法はあります。作文の本を買ってくれば、必ず答えが載っているでしょう。しかし、実際にはこれでは不足です。なぜなら、作文の答えは一つとは限らないからです。構文も違う、単語も違うことで同じ表現をすることは可能です。しかも、その文章が硬い文語的な表現ではなく、ナチュラルな表現であるかどうかは、文法力では判断できません。従い、一人で学習する場合は決まった答えがあって、それに合わないと正しいかどうか判断できないのが、欠点です。最近は、翻訳ソフトがありますから、自分の訳と翻訳ソフトを比べてみることはできます。しかし、これでもやはり、翻訳ソフトの文章は正しくても、あなたが作った文章が正しいかどうかの判断はできません。特に重要なのは、「通じるかどうか」です。文法的に正しくても、古い言い方や逆に若者だけの言い方では、相手に通じません。従い、「書く」学習については、一人で学習できる割合は、50%くらいでしょう。後の50%(しかも重要な方の50%)は、先生(添削者)に頼らねばなりません。従い「書く」学習は、一人では限界があると言えます。尚、「書く」(ライティング)学習も、短期間に上達が自覚できる学習です。進むに従って、やさしい表現は瞬間作文できるようになり、難しい表現も慣れていくので、上達を自覚できるのです。是非、講師について(ネイティブ講師がお奨め)学習しましょう。

5.「話す」:これは、「読む」とは違います。「会話」のことです。会話ですから、相手が必要です。最近は、コンピュータやロボットが会話の相手をしてくれるようになりました。だから、うまく利用することが出来れば、会話も一人で学習できると言えるかもしれません。あなたはどう思いますか? コンピュータと会話することが、どれくらい会話の学習になるのか、これからの課題かもしれません。学習は出来るとしましょう。しかし、会話は相手との温もりの中でやるものです。喜び、悲しみなどを共有したり、旅行や食べ物の経験を共有したり、またビジネス会話や医学や建築などの特殊分野などになると、ロボットがどこまでついてこれるか、決まりきった反応しかしないような機械では、生の会話にはなりませんね。ソフトやロボットの使い方はあるかと思いますし、これからどんどん進歩していくと思いますが、当面は語学学習用の相手としては、人間が良いのではないかと思います。従い、「話す」ことは、まだ一人で学習するのは難しいと定義できると思います。また、会話は、目に見えないこともあり、短期間に上達が自覚できません。会話以外は、読めるようになり、聞けるようになり、書けるようになり、それがわかります。しかし、会話は長い時間経って、上達が自覚できるようなものです。勿論、他の要素と同じく短期間で上達しているはずなのですが、おそらく会話はその幅が広すぎるために、一歩前進した感覚が掴めないのです。しかも、前進を続けていなければ、後退するものです。

以上をまとめると、

語学学習の初期は、「一人で出来る学習」が中心です。

しかし、学習を進めるにしたがって、先生(講師)やネイティブの話者の力を借りることが必要になります。

特に「書く」(=作文、ライティング)ことは、もともと(多分現在でも)純日本人の先生(中学や高校の)は授業でもそれを避けてきた節があります。正解が一つでないため、回答にない答えが(テストで出された場合)微妙な場合それを判定することが出来なかったからです。日本人が英語で「聞く」ことは出来ても、「話す」ことが出来ないと言われるのは、作文学習の不足に起因するのかもしれません。ハインリッヒ・シュリーマン(10か国語をマスター)の学習方法は、作文してネイティブに添削してもらい、添削された文書を暗記することでした。

「話す」(=会話、スピーキング)ことについては、出来るだけ多くの機会を設けることが必要です。週一回1時間の会話学習は、勿論ないよりましですが、ネイティブが毎日ネイティブ言語(例えば英語)漬けになっていることを考えると、週一時間では足りません。「文法」「読む」「聞く」そして「書く」を経たら、英語漬け(外国語漬け)になるところに飛び込む(またはそういう環境を作る)ことがベストだと思います。

 

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