イタリア語学習者が間違いやすい10個の文法ミスをまとめました。これは九段アカデミーの学習者が実際に起こしたミスですが、知っている人も確認してみて下さい。
九段アカデミーの作文添削では、小さなミスも文法の間違いとして必ず取り上げています。
- 「歩いて」という表現での冠詞の使用 「徒歩で(歩いて)」と言う際は、慣用表現として a piedi を使います。con i piedi としたり、冠詞を入れたりするのは誤りです。
- 頻度を表す際の冠詞前置詞(年に〜回など) 「1年に2回」などの頻度を言う場合、前置詞 a と定冠詞を結合させた all’anno (a + l’) を使います。al anno や a anno としないよう注意が必要です。
- 曜日につける前置詞 「日曜日に」のように特定の曜日を指す際、イタリア語では前置詞 a はほとんど使いません。di domenica とするか、または単に定冠詞をつけて la domenica と表現するのが適切です。曜日はそのまま副詞にもなりますから、日曜日に、という場合は、何もつけずに domenica だけでもいいのです。
- 動詞 partire(出発する)の目的地 どこかへ向けて出発すると言う時、目的地の前には前置詞 per を使います。partire a や partire da(目的地に対して)とするのは間違いです。
- 「人のところへ行く」際の前置詞 医者や先生など「人」の場所へ行く・訪問する場合、前置詞は a ではなく da を使用します。例えば「医者に行く」は andare al medico ではなく andare dal medico となります。
- 不定代名詞 qualcosa と動詞の結合 「何か読むもの(something to read)」のように、qualcosa の後に動詞の不定詞を続ける場合は、必ず前置詞 da を置きます。qualcosa di leggere ではなく qualcosa da leggere が正解です。
- 都市名や月名に使う前置詞 「ミラノに」「9月に」のように、都市名や月を場所や時間として表す際は一般的に前置詞 a を使います。in Milano や in settembre とするのは一般的ではありません。
- 名詞 “problema” の性別 **problema(問題)**という単語は語尾が -a で終わりますが、男性名詞です。そのため、不定冠詞は una ではなく un、指示代名詞は quella ではなく quello を使わなければなりません。
- 所有形容詞と定冠詞の組み合わせ 家族以外の名詞に所有形容詞をつける場合、原則として前に定冠詞が必要です。例えば「私たちの鞄」は nostra borsa ではなく la nostra borsa となります。
- 「〜までに」という期限の表現 「金曜日までに」や「5時までに」のように期限を表す場合は、前置詞 a ではなく entro を使います。al venerdì とすると「金曜日に(習慣的)」などの意味に取られる可能性があります。fino a は「~まで」ですから、これとの使い分けも覚えておいてください。
以上イタリア語学習者初心者が間違いやすい例を10個上げました。これだけを正しく覚えているだけでも、あなたのイタリア語は正しくなりますし、検定試験の5~4級には必ず出る問題ですので、合格間違いなしです。
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