イタリア語学習者が間違いやすい文法ミス1

イタリア語学習者が間違いやすい10個の文法ミスをまとめました。
これは九段アカデミーの学習者が実際に起こしたミスですが、知っている人も確認してみて下さい。
九段アカデミーの作文添削では、小さなミスも文法の間違いとして必ず取り上げています。
  1. 「歩いて」という表現での冠詞の使用 「徒歩で(歩いて)」と言う際は、慣用表現として a piedi を使いますcon i piedi としたり、冠詞を入れたりするのは誤りです
  2. 頻度を表す際の冠詞前置詞(年に〜回など) 「1年に2回」などの頻度を言う場合、前置詞 a と定冠詞を結合させた all’anno (a + l’) を使いますal annoa anno としないよう注意が必要です
  3. 曜日につける前置詞 「日曜日に」のように特定の曜日を指す際、イタリア語では前置詞 a はほとんど使いませんdi domenica とするか、または単に定冠詞をつけて la domenica と表現するのが適切です。曜日はそのまま副詞にもなりますから、日曜日に、という場合は、何もつけずに domenica だけでもいいのです。
  4. 動詞 partire(出発する)の目的地 どこかへ向けて出発すると言う時、目的地の前には前置詞 per を使いますpartire apartire da(目的地に対して)とするのは間違いです
  5. 「人のところへ行く」際の前置詞 医者や先生など「人」の場所へ行く・訪問する場合、前置詞は a ではなく da を使用します。例えば「医者に行く」は andare al medico ではなく andare dal medico となります
  6. 不定代名詞 qualcosa と動詞の結合 「何か読むもの(something to read)」のように、qualcosa の後に動詞の不定詞を続ける場合は、必ず前置詞 da を置きますqualcosa di leggere ではなく qualcosa da leggere が正解です
  7. 都市名や月名に使う前置詞 「ミラノに」「9月に」のように、都市名や月を場所や時間として表す際は一般的に前置詞 a を使いますin Milanoin settembre とするのは一般的ではありません
  8. 名詞 “problema” の性別 **problema(問題)**という単語は語尾が -a で終わりますが、男性名詞です。そのため、不定冠詞は una ではなく un、指示代名詞は quella ではなく quello を使わなければなりません
  9. 所有形容詞と定冠詞の組み合わせ 家族以外の名詞に所有形容詞をつける場合、原則として前に定冠詞が必要です。例えば「私たちの鞄」は nostra borsa ではなく la nostra borsa となります
  10. 「〜までに」という期限の表現 「金曜日までに」や「5時までに」のように期限を表す場合は、前置詞 a ではなく entro を使いますal venerdì とすると「金曜日に(習慣的)」などの意味に取られる可能性があります。fino a は「~まで」ですから、これとの使い分けも覚えておいてください。

 

以上イタリア語学習者初心者が間違いやすい例を10個上げました。これだけを正しく覚えているだけでも、あなたのイタリア語は正しくなりますし、検定試験の5~4級には必ず出る問題ですので、合格間違いなしです。

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