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Monthly Archive 8月 2025

英作文添削 006 AIに英語を学ぶことと英作文学習 どちらが得?

英語の学習に便利なAI。これからは主流になるでしょう。でも、

AIによる英語学習が普及してきました。AIなら、文法学習も、発音学習も、会話学習でさえも出来るようになりました。相手がAIなので発音練習も失敗を恐れないで出来るのが強み、そしてスクールに通わなくてもよい、自分の好きな時間に学習できる、何度でも聞けるなど良いことづくめ。そして料金が安いのなら、文句はありませんね。

でもAIは「機械」です。あなたがとても意思が強く、機械とともに勉強してもモチベーションが維持できる人なら、何も言うことはありません。それは素晴らしい才能というべきかもしれません。しかし、学ぶのは人、覚えるのも人、覚える為に何が必要か、少し考えてみましょう。

AI以前の英語の学習方法 マンツーマンとグループ

英会話の学習方法としては、英会話スクールなどでマンツーマンとグループ学習があります。マンツーマンだと、先生がひとりに対して教えますから、発音の間違いを何度でも繰り返しできる。生徒のレベルに合わせたレッスンや会話が出来る。質問がしやすい。ということですから、グループよりは良いですね。

グループレッスンの良いところは、人が話をしているのを聞いて自分も覚える。一対一じゃないので、緊張しない。友達が出来ることを期待する人には良いし、出来ると通うモチベーションも生まれる。料金が安い。だからグループレッスンも楽しく学びたい人にはお勧めです。

欧州人の英語の学習

日本人は外国語学習が世界一苦手だと言われます。実は、フランス人やイタリア人も英語の学習は苦手です。主として嘗て世界を支配したまたはしようとした大国(ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペインなど)は外国語学習が苦手です。多分自分たちの言語をそこで普及させ、自分たちが外国語(特に英語)を学ばなくても良いと思っていたのでしょう。いわば大国の驕りなのかもしれません。ただそれらの国は、英語に対して(イギリスは除きますが)日本人よりもアドバンテージがあります。アルファベットを使っていることと構文が基本同じだということ。発音が違う、単語が違う、名詞に性別が無い、その他文法的に大きく異なる、ことがいくらあっても、日本語との違いほどではありませんから。

英語学習の疑問。そもそも語学の学習って何を学ぶのか?

文字

アルファベット

単語と熟語

熟語は日本語の場合、ふたつ以上の単語が結合して一語の意味をなすものを言うが、ここではイディオム(成句)のこと。イディオムとは複数の語が結びついて、原義とは幾分違った特殊な意味を持つ習慣的な言い回し=慣用語

文法

日本語にない冠詞や前置詞などの品詞、性別や単数複数形による単語の変化、日本語にない時制と時制による動詞の変化と助動詞など、日本語とは違う構文、日本語にはない関係詞や複雑な接続詞、日本語にはない法(英語の場合は仮定法、その他の言語なら接続法や条件法など)、以上それぞれの中に簡単には書き切れない文法的な要素があります。

発音

英語の場合は、全く不規則な読み方があります。日本語のかなは書いた通りにしか読みませんが、漢字はいくつもの読み方がありますが、英語も同じようなものです。ちなみに、イタリア語やフランス語は、アルファベットの組み合わせとあるルールによって読み方は決まります。

学ぶのは以上の「文字」「単語熟語」「文法」「発音」の4つです。会話は「慣れる」必要がある別の要素ですが、語学の基本は前の4つです。

何から学ぶ

普通これらの中から易しい物から順にならっていきます。まずは「文字」これは、26文字しかありませんから、簡単に征服可です

次に「単語(含む述語)」、例えば単語が全て2つのアルファベットで出来ているなら、最大で26×26=676しかありませんから、これくらいなら覚えるでしょう。3つなら、26x6x26=17,576です。勿論すべての組み合わせがあるわけではないので、実際にある単語は1000~1800語だそうです(ChatGPTで調べられます)。多い方で1800とすると、大体10分の一が組み合わせの中で実際にある単語ということが言えます。これなら、日本人の英単語のボキャブラリーは2000~3000くらいだと言われていますので、全部覚えてしまうかも知れませんね。例)and, bar, cat, dog, egg, fox, god, hat, ink, など。4つになると、組み合わせでは456,976語になります。5つなら約1180万、6つなら3億を越えます。最も権威があるOED(Oxford English Dictionary)の英語の数は約60万語と言われますから、組み合わせから言うとまだまだほんの僅かしかありません。そのうち現代英語で使われるのは17万語、一般の英語母語者の語彙は3万語、普通の人が日常使う語彙は4000語くらいと言われます。英語母語者の半分の15,000語くらいを覚えれば、会話、読書、ニュースや映画の理解は十分出来ると考えられます。ただ厳密に言いますと、一つの単語には色々な意味があります。英語母語者でも辞書に載っている全部の意味は知らないと思いますが、一つだけ意味を知っていれば良いというものでもありません。結論として、単語に関しては制覇(征服)はネイティブでも難しいということですが、外国人(特に日本人)はネイティブの語彙数の半分くらいは制覇する必要があるのでしょう。

単語を覚えたら、勿論「発音」も同時に勉強します。しかし、英語に関して言うと、①文字の組み合わせで音が決まっていない②日本人には出来ない音がある。と言う問題があります。音素の数は(学者によって多少の誤差はありますが)、日本語は15~22個(母音5と子音10~17)に対し英語は44個(母音20と子音24)と言われます。これはかなり決定的な差だと思ってしまいますね。ちなみにイタリア語は日本語と同じ様ですが、30個(母音7子音23)と言われます。これは、どういう事かというと、母語の音素が多い人は、音素がより少ない言語は発音がしやすいが、反対は大変難しくなるということです。勿論、耳が良い人、下の使い方がうまい人は自己の音素を増やすことは可能です。

そして、最後に「文法」です。これも言語学者でない限り、征服する必要はありませんが、日本語と違う部分は、しっかり覚える必要があります。そうでないと、正しく使えませんし、正しく理解できないからです。これは学習によって8~9割の制覇は可能です。

AIの活用と落とし穴

AIはとても便利です。聞いたことは応えてくれますし、或るスクールでは、AIを利用した英語学習プログラムを組み立てています。問題が出てそれに答える方法で、単語力、熟語力、そして文法力を鍛えることは可能です。そして、発音までAIが面倒を見てくれるようになりました。発音が違えば何度もやり直して、出来るまで持って行くことが出来ます。上に書いたように、音素が英語に対して大きく不足している日本人には、音が正しいかどうか最初は分かりませんから、音素の違いを理解するAIがいて、その違いを指摘してくれることで、矯正していくことが出来ます。AIによって、語学学習の全てが出来ます。

しかしAIの欠点は、機械であることです。つまり、学習用具としては、人間と一対一でやるよりも能率的です。上に上げたように、通わなくてもよい、自分の好きな時間にできる、間違っても恥ずかしくない、何度でも聞けるなど、良いことづくめ。しかし、機械ですから、褒められても嬉しくないし、レッスンを休んでも相手に気を遣うこともない。そうするとモチベーションが下がります。人間は、人に褒められて喜んだり、人に会って楽しいと思ったり、そこで知り合った人と友達になったり、通うことが生活のリズムになったりすることで、心が動く=モチベーションが湧くのです。

モチベーションの必要性

語学の学習は、教える方が機械であっても、学ぶ方は人間です。従い、機械AIは、教えた事は覚えるし忘れませんが、人間は厄介なことに、簡単には覚えないし覚えたことも忘れます。勉強しても何も覚えていなければ、それは勉強をした「ふり」をしているだけ。

ここまで書いてきて、筆者が言いたいことは、この点なのです。つまり、覚えるのは自分だということ。覚えるために何が必要か?それは、反復練習であり、毎日の練習であり、いわばその言語のネイティブ並みのその言語への関わりなのです。そして、その言語に深くかかわるために必要なのがモチベーションです。AIでモチベーションが維持できれば文句ありません。しかし、人は、モチベーションを維持するために色々なことを考えるものです。例えば、「通学すること」「大金を払うこと」(月謝もそうですが、一括して50レッスン分などを払う方には、学習を途中で諦めない覚悟を決めるという意味合いもあります)。「グループレッスン」(友達が出来る)。「添削を受ける」(添削者は機械ではなく人ですから、人的交流があります)。以上機械でない、人間の触れ合いがモチベーションの維持に繋がる例です。

 

動機(モチベーション)  = 好きだから、必要だから

目的          = 継続するため

目標          = 語学の制覇(覚えること)

 

 

 

 

 

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