英作文学習は能動的に英語を発する学習です。そこにはスラングは不要でも知っておくことは重要。
英語は実にスラングが多い言語だと言われます。イタリア語にもスラングが多いのですが、イタリア人が言うにはとても英語には叶わないと。従い、正式な場ではなく、非公式の場ではスラングを知らないと会話についていけません。またスラングは低俗な言葉が多いので、外国人はあまり使わない方が良いとも言われます。確かに、日本語でも、あまり俗な表現を外国の方が使うとちょっと引いてしまうようなことがありますね。しかしながら、使わなくても知っておくことに越したことはありません。スラングと言っても低俗な言葉だけでなく、地方的な方言に近いものや、若者だけの間で流行しているもの、現在の風俗をとらえたもの、など色々あり、その言葉が生まれた背景を辿ると中には深い意味が込められているものもあります。
英作文添削学習をする場合、当校の場合はネイティブ講師が行いますが、スラングを使う事はありません。しかし、会話は一人で成り立っているものではなく、相手がいるものです。相手が時にはスラングかそれに近いものを使うかも知れません。そういう意味で、英作文学習とはいえ、スラング学習は大いに役に立ちます。
この記事は、2019年に書かれた記事を2026年3月に書き加えたものです。
英語のスラングをご紹介します。スラングは「俗語」と日本語では訳されます。ここには「俗語」に加えて「話」と辞書などには書かれる「会話」的な表現も載せていきます。あまり使わない方が良い下俗なものは省きます。また、出来るだけ映画からの表現を載せて、これから映画を見るときに楽しめるようにしていきたいと思っています。英語は他の言語とは比べ物にならないくらいスラングが多いと言われます。英語で最も難しいのはヒアリング(日本人にとって)だと思いますが、それは学校で学ばないスラング的な表現が多い事も関係があるようです。スラングを聞いて分かれば「やったぞ!」と喜べます。そこで、「聞いて分かる英語のスラング」と名付けて発表していましたが、この度構成などを変更するにあたり、「映画で学ぶスラングの使い方」とタイトルを改めました。
1.dude : まずはポピュラーなこれから。男、野郎という意味。呼びかけ(男性の友達)にも使う。
Who’s the dude with her? あの彼女と一緒にいる野郎は誰だ? Hey, dude, what’s happening? おい、どうした? *Hey Jude!(ビートルズの歌)ではないが、似ていますね。
”Dude, I serve society by rocking. “”お前なあ、俺はロックで社会に貢献してるんだ。”Oh, dude cool! ”うわあ、いかしてる!”Dude, we’re just chilling.”お前ねえ、俺たちは軽く楽しんでただけだぞ。”I’m sorry, dude.” すまんかったな。“What’s up, dude?”よお、どうした?
”以上は、映画スクールオブロック「School of Rock」の中で使われているdudeのごく一例。このように映画では頻繁に使われています。次に映画を見るときは気を付けてみてみよう。
2.hotshot:有能な(人)、素晴らしい(人)、やり手、敏腕家、大物のこと。(皮肉的に用いられることが多い)
Her husband thinks that Junko is a real hotshot, but she always gets tickets. 亭主は順子はやり手と思っているが、彼女はいつも駐車違反のチケットを切られている。
, hotshot, get busy, will you? おい、やり手さんよ、仕事を始めな!
映画からひとつ ”Hold it, hot shot. Terrorist’s holding a police hostage, got enough dynamite strapped to his chest… ” 待て、凄腕(の刑事)さんよ。テロリストが警官を人質にとって、ダイナマイトをたっぷりと腹に巻いている、、、、映画「Speed」から
3.hit the sack:床に就く、寝る I am wasted, I gotta hit the sack. 僕は疲れている、寝たいんだ(sackはスラングでベッドや寝袋の意味がある)。 またはhit the hay : I’ve got to go home and hit the hay. 家に帰って寝なきゃならない。(hayは干し草の事、スラングでベッドの意味がある)
hit~という言い方は他にも沢山あります。 hit the books しっかり勉強する、hit the road 出発する Let’s hit the road. We have a long way to go today. さあ出発しよう。今日は長い道のりだ。 hit the jackpot 大金を獲得する(これは分かるでしょう) hit the ceiling(roof) とても怒る She really hit the ceiling when she found it. 彼女はそれを見つけたときに本当に怒った。
4.suit oneself :すきにする、勝手にする
”I think I’ll just stay home.” “Suit yourself!” (今晩は、家にいるよ。ご勝手にどうぞ)
”I’m thinking about quitting my job. I have to get up very early.” “Well, suit yourself!” 「仕事を辞めようかと思う、早く起きねばならないんだ。」「どうぞ、お好きに。」
5.sugar daddy 若い女性に金を貢ぐ年寄りの男、若い女性(時に男性も)にやさしくする年配の男、お金があって若い女性を金銭的に援助するパトロン :これの反対はcougar(若い男性とつきあう年配の女性、おばさん)
Mr.Jones is a sort of a sugar daddy to the group. ジョーンズさんはいわばこのグループのパトロンだ。
6.joint :本来は、「接合箇所」「継ぎ目」などの意味だが、「アヘン窟」「賭博場」なども意味もあり、スラングでは、人の集まる場所、酒場=bar, club, restaurantの意味で使う
Let’s blow the joint!(ここはずらかろうぜ!)のように使う。Jack has his own joint on the fifth street. ジャックは5番街に行きつけの場所がある。また、「マリファナ」の意味もある。John always has a joint with him.ジョンはいつもマリワナを持っている。
7.munchies:ポテトチップスなどのスナック菓子のこと
Let’s get some munchies before going into the theater. 劇場に入る前に何かスナックを仕入れておこうぜ、 “I’m a little hungry.” ”Let’s get some munchies.” 腹が減った。スナック菓子を買おう The munchies at yesterday’s party were great! 昨日のパーティの菓子は美味しかった。
8. hoof it:てくてく歩いていく
Let’s hoof it to the disco. (ディスコまで歩いていこう)、I missed the last bus last night and because I didn’t have enough money to pay for a taxi, I decided to hoof it. (昨晩は最終のバスに乗り遅れた。タクシー代がなかったので(車に乗らずに)歩く事にしたよ)My car’s broken, so I had o hoof it to work. 車が故障していたんで、歩いて仕事へ行った。Hoof itはまた、走って逃げる(run away)の意味もある。 George hoofed it when he saw the uniform. ジョージは制服(警察)が来たのを見て走って逃げた。
9.da bomb :すごい、素晴らしい (cool, awesome)
Don’t tell anybody but I think you are da bomb! (誰にも言うなよ、でも僕は君が大変凄いと思うよ) *bombは爆弾。daはtheがなまったもの This is really da bomb. これは、本当にすごいんだぜ。
10. that makes two of us: 同感だ! 私もそう思う、その通り(スラングではなく、会話的用法)
“I’d like to go to Hawaii.” ” Yeah, that makes two of us.” (「ハワイへ行きたいな」「私もよ」)
